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【計画無痛分娩】出産レポ① 分娩編前日入院から出産当日朝まで

出産

この記事では、

高齢出産

都内産婦人科医院(クリニック)での出産

計画無痛分娩(39週4日 出産予定日の3日前)

を実際に経験した私が、出産についてありのままを書いていこうと思います。

無痛分娩ってどんな感じなんだろう?

前処置はどのくらい痛い?

入院に必要なものは?

など、

これから妊娠される方や出産される方、そして出産後で他の人の出産と比較してみたい方や、懐かしく思い出したい方など、一人でも多くの方のお役に立てればと思います!

私自身は素人であり、一個人の経験をお話するので、参考までにしていただけると幸いです

本記事を書いている私は2019年6月に入籍し、友達のような仲の30代共働き夫婦です。東京都在住。夫婦とも正社員としてフルタイムで働いています。2020年3月ごろより妊活を開始し、2022年6月に第一子を出産。妻のみの育休取得で里帰りはせず自宅で育児中です。

〈無痛分娩について、費用や知っておくべきポイントを簡潔にまとめた記事はこちらです→【無痛分娩】メリット・デメリット!実際の費用、流れ、知っておくべきポイント

 

以下の項目で時系列に書いていきます。よろしくお願いします。

入院持参品

私が出産する産院は、お産セットを準備してくれているところなので、”持参するものはほとんどありません”と謳っているところです。

事前に以下のようにオリエンテーションがありました。

【産院で準備されているもの】

ショーツ(前開き)
ブラジャー(前開き)
ナプキン・産後用ナプキン
入院着
リフォームインナー
母乳パッド
ウエットコットン
ウエットシート
ティッシュ
シャンプー・リンス・フェイスタオル・ブラシ・ボディータオルのセット
歯ブラシセット・スリッパ・マグカップ
バスタオル日数分
ベビーオリジナル肌着・ベビー肌着
ベビー用タオル
おくるみタオル

【必ず持参してほしいもの】

パジャマ前開き:1~2着
授乳ブラ:3着
産褥ショーツ:5~6枚
自身のスキンケアセットや入浴セットなど
母子手帳、診察券、保険証、印鑑

そして下の写真が私が実際に持参したもの一式です!

写真の内容はこちらです↓

陣痛用バッグ

母子手帳、診察券、保険証、ペン
各書類
財布(中身は必要最低限)
タオル一枚
ヘアゴム
ヘアピン
ストロー(ペットボトルにつけれるやつ)
軽食(カロリーメイト、ゼリー)
飲み物(水、お茶、ポカリ)
リップ
携帯スタンド、携帯、充電器
おまもり
S字フック

入院用バッグ

スキンケア、シャンプー類、メイクグッズ
除菌ウェットティッシュ
パジャマ前開き2枚
授乳ブラ3枚
ブラトップ、レギンス1枚
生理用ショーツ2枚
産褥ショーツ5枚
ナプキン夜用1パック
ピュアレーン
爪切り
赤ちゃんの退院時の洋服、ガーゼ、おくるみ、セレモニードレス
充電器類、イヤホン
骨盤ベルト
着圧ソックス、普通の靴下
延長コード
カメラと充電器
フォーク、スプーン、サーモスのコップ
おやつ、紅茶
ビニール袋
just bornの飾り
マスク

さぁ、いざ産院へ

16:00 産院到着、入院

自宅でシャワーを済ませ、16時に産院に入院しました。

到着した時にもう一人妊婦さんがいて同じ翌日出産予定の方で、一緒に部屋に案内されました。

私は個室トイレ付シャワーなしの部屋を希望していたのですが、到着時に空きがないといわれ、

なぜか産院の中で一番良いお部屋に泊まることになりました。

なぞに、トイレがついていません(苦笑)。特別室が3部屋だけあるフロアに、トイレとシャワーが一つずつついていて、3名のみが使用する形になっていたので、まぁ部屋も広いし良しとしました。

助産師さんに、部屋の説明等は後でするので、まず処置のために着替えてほしいと言われ、入院着に着替え。入院の流れが書いてあるパンフレットを渡され、それを読みながら待ちました。

パンフレットには、出産後から退院までの流れが記載されていました。内容としては、

母子同室の開始時期や、母乳のあげ方(オムツ交換→手洗いなどの手順、母乳間隔など)、ミルクの量(日齢に応じた量)、赤ちゃんの生理的なことについて(黄疸や体重減少など)、沐浴手順、退院後の異常時の対応についてなどが記載されていました。面会禁止についての記載もありました。

部屋の雰囲気はこんな感じです

建物自体は古めですが、部屋の中はきれいで広くて空気清浄機もありました!

いよいよ前処置

16:30 医師の診察、ラミナリア挿入

着替えを終え待っていると助産師さんから呼ばれ、診察室で最後の健診を実施しました。いつも通り、体重測定、エコーで胎児のチェックをし、腹囲などを計測。

緊張の内診では「まだ子宮口があまり開いていないね、硬いね」とのこと。・・・硬い(;´Д`)?!

「広がりやすいように、ラミナリアっていう綿棒を入れるよ」と言われ、

ん?なんていった?!

よくわからないが、「はい、お願いします」というしかなく、そのまま処置を受けました。

ラミナリアとは子宮頸管を広げる処置の際に使用する5cm前後の長さの硬い棒状の素材。ラミナリアを子宮頸管の中に挿入すると、体内の水分を吸収して12時間ほどで2~3倍の太さに膨らみ、子宮頸管を広げる

引用http://www.internethospital.net/induction-of-labor.html

説明聞いただけでも、痛そう、、そんなの入れて夜眠れるのか?っと思いました。

入れた時はズキっと痛かったです。何本入れたのかは不明です。処置後シートに出血が少しあってびっくりしたのですが、その後トイレに行った際にはもう出血はしていませんでした。しかし、入れたあとからゆっくり少しずつ生理痛のような弱い痛みが出てきました。助産師さん曰く、徐々に子宮頸管が開いていくため生理痛のような痛みは問題なしとのこと。

医師には、「これでも広がらなければ明日バルーンにする可能性あるから」と言われました。

バルーンとは、正式名称は「メトロイリンテル」といい、子宮口にゴムの袋を入れて蒸留水や生理食塩水を注入し、袋を風船のように膨らませて子宮頸管を押し広げる医療器具。分娩誘発や陣痛促進の目的で行われる。

おいおい、なんかよくわからないけど、もっと痛そうだから嫌だよー!(;´Д`)っと心の中で叫んでいました。

子宮頸管やわらかくなりますように・・・(;_:)

 

16:45 硬膜外カテーテル挿入

いよいよ硬膜外カテーテルの挿入です。分娩室での挿入で、緊張感と恐怖感が一気にきました。

引用https://www.sankei.com/article/20170710-4HDUQBK6BBLE5ICXFP4YQ22V2I/

引用https://michigami.or.jp/info/painless.html

上の図のような姿勢をとって挿入するので、お腹がとっても前にせり出していた私は、なかなか足を抱えられずエビのように丸くなれず、

「もっと背中丸めて、小さくなって!これじゃ危なくて入れられないよ!」っと医師に言われて、

それは困ります(;_:)でも全然手が届かないし、お腹苦しいし、怖いし(;´Д`)っと、大量に汗をかき、手が汗で滑り余計に足を抱えられないという悪循環・・・。助産師さんが背中を丸めるのを手伝ってくれました。

最初の局所麻酔がチクっときて、イタっ・・!。でもこれで、痛いのおしまいか。あー良かった

なんて思っていたら、ズキン!っといきなり腰が痛んで下半身がびくっと反応。

ええ?!神経にふれたんじゃないの?!っとびっくりしました。が、その一瞬だけで終わり、カテーテルを入れている間も変な違和感があった程度で大丈夫でした。あーよかった。

無痛分娩を決めた方や検討されている方は、この硬膜外麻酔の合併症や副作用が怖い方が多いと思います。私が経験した下半身がびくっと反応したものは、硬膜外腔にカテーテルを入れる際に、脊髄の神経にカテーテルが触れると、太ももやおしりにピリッと電気が走るような痛みを感じることがあり、一般的にはほんの一瞬で消えるので、特別な処置は必要としないらしいですが、必ず医師に伝えることが大切とのこと。他にも合併症や副作用があるので、確認して理解した上で硬膜外麻酔を受けるのが安心だと思います。

医師より、「麻酔の薬は明日から使うけど、陣痛が来て痛みを感じたらすぐに言ってください。我慢しなくていいから、少しでも痛いと思ったら麻酔を開始するから言ってね。

それじゃあ明日頑張りましょう。」

と言われ、少しでも痛くなったら麻酔をはじめてもらえることに安堵し部屋へ戻りました。

↓挿入したカテーテルです、抜けないように丸めて体にテープで止められています!

17:00 抗生剤の内服

処置が終わり、どっと疲れながら部屋へ戻り、抗生剤を飲むように言われ内服しました。ラミナリアを入れたこと、カテーテルを入れていることから、感染の予防で内服するきまりらしいです。

17:15 NST

部屋のベッドでNSTを実施。

ノンストレステスト(NST)とは、陣痛が来る前の普段の状態で、赤ちゃんの心拍数を調べる検査で、以下のことをみます

  • 赤ちゃんの心拍数が110~160bpmと正常範囲内にある
  • 赤ちゃんの心拍数の線がギザギザしている
  • 一過性頻脈がある(心拍数が160bpm以上)
  • 一過性徐脈(心拍数が110bpm未満)が無い

NST中、お腹のべビちゃんがずっと元気に動いていて、検査が全然正確にできていない様子でしたが、静かになった数分のデータでOKとのことで、20分程度で終了しました。

17:50 子宮頚管を柔らかくする薬の注射

点滴の針を腕に留置し、そこから子宮頸管を柔らかくする薬を注入しました。薬の名前はわかりませんが、とくにそのあと副作用的なものはありませんでした。この時点ではまだお腹の張りは不規則で1時間に1.2回ある程度です。

グッズチェック

18:00

前処置後は夕食を食べ、少し時間があったのでのんびりお産グッズを拝見。

硬膜外カテーテルが入っている部分が痛くなってきたので、ソファーの背もたれに背中をつけることができず、授乳クッションをはさんで座りました。

お腹の張りはあるものの強くなったり頻度が増えたりはしていません。

【こちらがお産セット】

【こちらが入院グッズ】

【こちらがべビ用品(退院時持ち帰る用のお土産)】

オリエンテーション

20:00 助産師さんからの説明

・部屋について:一通りグッズの説明や電気ポットの使い方、哺乳瓶の回収時間など

・グッズについて:お産セットをどのように使っていくのか

・消灯時間:22時には廊下やフロアの電気は消灯

・睡眠剤:飲まなくても良いが、飲むなら24時までに飲むこと

・夜陣痛がきたら:陣痛がきてしまった場合は医師をよんで麻酔を開始すること

・明日の流れ:6:00に起床し浣腸施行 7:30に医師が診察してからLDRに移動し陣痛促進剤の点滴開始

食事は朝昼ともにLDRで食べるが、無痛分娩後は嘔吐することが多いため食べ過ぎないようにとのこと

一通り説明を受けました

お腹の張り

21:00 子宮が収縮しはじめる?!

お腹が張る回数が増えてきたのと、子宮が収縮している感じがしてきました。

子宮が硬く張るだけじゃなく、ぎゅんぎゅんと収縮している感覚は初めてです。

早めに陣痛バッグの準備をし、すぐに移動できるようにしておき、テレビをみながらノンカフェインティーをのんでリラックスするように心がけました。

助産師さんが部屋にきたため、子宮が収縮している感じがあったことを報告。

張る感じが強くなっている、くらいであれば寝ちゃってください」とのこと。

睡眠導入剤

22:30

いつも通りベッドに横になってみるが、なかなか眠くならないため、旦那とLINEしたり、ネットで調べたりして過ごす

23:45 お腹の張りが10分間隔へ

10分毎くらいに子宮がぎゅーっと硬くなり収縮する感じがしてきたため助産師さんに報告

「頻繁に子宮が収縮していて、いつ陣痛がきたらと思うと眠れないんですけど・・・

もし睡眠剤で眠っちゃってて、お腹の張りが強くなったり陣痛がきてるのに気づけなかったらなと思うと、睡眠剤飲みずらいです。少しでも痛くなったら教えてと先生が言っていたので・・・」

と、相談すると

「睡眠剤飲んで寝ていても、陣痛が来たら眠っていられないので大丈夫です。もし、陣痛がきていたとしても、うとうとしていられる程度の陣痛なら今晩はそのままなので、眠っていただいた方がいいです。明日は明日でまた痛みの報告の仕方は変わりますが、今晩はそこまで痛みが強くなければ麻酔は使いません。

「処置をしているので週数的にも産まれてもおかしくないから、収縮の感じなら通常のことなので大丈夫ですよ。耐えられない痛みが出てきたら先生をよんで麻酔を使ってもらいますので」

と説明を受けました。痛みが出てきたらすぐに教えてと言われていたため、こんなんじゃいつ痛みがきてもおかしくないから一晩寝ていられない!なんて思っていましたが、どうも違うらしいと理解しました。

この子宮の収縮がある以上、気になって眠れないため、睡眠剤を飲もうと決断しました。

0:00 睡眠剤内服(ハルシオン)

睡眠剤を受け取り内服しました。

背中のカテーテルが常に違和感があり動くと痛い・・・だからといってあまり動かないようにと力が入っちゃって、背中全体や肩まで痛くなってきた・・・

腕の点滴の針も太くて痛い・・・

10分間隔の子宮の収縮も痛いし怖い・・・

こんな状況でもべビちゃんにあばら蹴られていたいし、恥骨側も頭突きされて痛い・・・

睡眠剤飲んだらこの頻尿間に合うのかなという恥ずかしい不安・・・

神経質でびびりで痛みに弱い自分を心から情けなく思いながら、心細く消灯しました((+_+))

無事当日朝をむかえる

3:30 一度起きる

眠れてた・・・!っと嬉し驚き、少しお腹は張っているが強くなっていなくて安心。トイレに行き、もう一度眠りにつきました。

5:40 目が覚め起床

お腹の張りは少し弱くなっている印象で、洗面とトイレをゆっくり済ませました。背中のカテーテルは相変わらず少し痛い。さぁ、いよいよ今日産むんだ!まずは産まれて初めての浣腸・・・どうなることやら(;’∀’)

 

~出産レポ①おしまい~

お付き合いいただきありがとうございました!続きは出産レポ②で記載していきたいと思います!

無痛分娩について簡潔にまとめたものや、実際の費用などはこちらの記事に記載しています→【無痛分娩】メリット・デメリット!実際の費用、流れ、知っておくべきポイント

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